学校長あいさつ

「町を育てる学力」を基盤に，「グローカルな人材」の育成をめざしています

　「町を育てる学力」とは，郷土を愛する心や郷土の良さに気づく感性をもっていること，

どうやったら郷土の課題を解決できるか考える力をもっていること，他と協働して課題解決のために行動する力をもっていることなどを示しています。これらの「学力」は，例え生徒たちが将来郷土を離れ，様々な地域で仕事や生活をする上でも大切な基盤となる学力だと私たちは考えています。

　一方で，これからの社会はますますグローバル化が進み，世界を相手にできる人材の育成が求められており，国際的視点，世界的視点で物ごとを捉える教育活動も積極的に推進する必要があります。

　これらを踏まえ，本校では次のような特色ある教育活動を行っています。

○  地域の方を講師に神楽や和太鼓などの伝統芸能を継承する活動

○  地域の若者を講師に学習支援を行う校内塾

○  町の活性化に向けて町長へ提言を行う次世代議会

○  地元を題材にした小説「黒い雨」（井伏鱒二）をもとにした平和学習

○  オーストラリアの中学校への短期留学及びＷｅｂ会議などを通した国際交流

○  世界を舞台に活躍する人に話を聞くグローバル人材招聘プロジェクト

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　等

　学校と地域，そしてその先の世界とのつながりを意識し，新たな価値を創造できる生徒の育成をめざして本年度も教育活動を行っていきます。ご支援・ご協力をお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成30年４月1日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　和田　啓介