英語暗唱・弁論大会in神石高原２０２３開催

　「英語暗唱・弁論大会ｉｎ神石高原２０２３」が７月１３日（木）に三和総合センターやまなみ文化ホールで開催されました。４年ぶりに全中学生が集まり、暗唱部門では、１年生の発音スキルの高さが目立ち、２年生の感情を込めた表現に会場が圧倒され、３年生２名は教科書２ページにも及ぶ内容に挑む姿に勇気をもらえる発表でした。
　また、昨年の大会後アンケートに、「油木高校生のように自分の意見を英語で伝えてみたい」という声が多く、今年から３年生のスピーチ部門が始まりました。発表者は将来の夢や、自己表現の方法について自信たっぷりに披露してくれました。
　もう一つの新たな試みとして、留学中の学生と中継し、海外経験を聴きました。ご協力してくださったのは、現在オーストラリアバンダバーグクリスチャンカレッジ（BCC）へ留学中の油木高等学校３年生１名、油木高等学校出身でカナダ、アメリカに留学中の大学生２名です。留学中の生徒からは「今挑戦していることをやりつづけよう！」、「英語が苦手でも海外へ挑戦できる」という心強いメッセージをいただきました。
　今大会後の生徒アンケートでは、出場者の努力に感動したこと、３割の中学生が留学や国際交流への憧れを持っていることがわかりました。さらに、「英語を学ぶ意味は勉強だけでなく、コミュニケーションをとるために身につけるものだと意識が変わった」との感想もありました。大会の２週間後には中学生４名がオーストラリアBCC研修へ出発し、憧れの思いを実現しました。神石高原町は、これからもグローバルな世界へ挑戦する生徒の皆さんを応援していきます。