○神石高原町山村体験交流施設設置及び管理条例

平成16年11月5日

条例第166号

(目的)

第1条 住民のコミュニティーの推進と生涯学習及び住民福祉の向上を図るとともに、都市住民との交流を深める拠点施設として、山村体験交流施設を設置する。

(名称及び設置)

第2条 施設の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

とよまつ紙ヒコーキ・タワー

神石高原町下豊松381番地

(施設)

第3条 とよまつ紙ヒコーキ・タワー(以下「タワー」という。)の施設は、次のとおりとする。

(1) 交流スペース

(2) 展望室

(指定管理者による管理)

第3条の2 タワーの管理は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって町長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせることができる。

2 前項の規定によりタワーの管理を指定管理者に行わせる場合は、第4条第5条第7条及び第8条第1項中「町長」とあるのは「指定管理者」と、同項第3号中「関係職員」とあるのは「指定管理者」と、同条第2項中「町」とあるのは「指定管理者」と、第9条中「別表に定める使用料」とあるのは「別表に掲げる額の範囲内において、指定管理者があらかじめ町長の承認を得て定めた利用料金」と、第10条中「町長は、必要があると認めたときは」とあるのは「指定管理者は、町長が特別の事由があると認めたときは」と、「使用料」とあるのは「利用料金」と、第11条中「使用料」とあるのは「利用料金」と、「町長」とあるのは「指定管理者」と、第12条第2項中「町長」とあるのは「指定管理者」と、別表中「使用料」とあるのは「利用料金上限額」と読み替えるものとする。

3 第1項の規定によりタワーの管理を指定管理者に行わせる場合の指定管理者の業務は、次の各号に掲げるものとする。

(1) タワーの維持管理業務

(2) その他町長が必要と認める業務

4 町長は、第1項の規定によりタワーの管理を指定管理者に行わせる場合は、第9条の使用料を利用料金として指定管理者に収受させることができる。

(利用の許可)

第4条 施設を利用しようとする者は、あらかじめ町長の許可を受けなければならない。許可に係る事項を変更しようとするときも、同様とする。

2 町長は、前項の許可をする場合において、施設の管理上必要な条件を付することができる。

(利用の制限)

第5条 町長は、施設の利用が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、その利用を許可しない。

(1) 施設の設置の目的に反するとき。

(2) 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあるとき。

(3) 集団的又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になるおそれがあるとき。

(4) 施設等を損傷し、又は滅失するおそれがあるとき。

(5) 前各号に掲げる場合のほか、施設の管理上支障があるとき又は町長が適当でないと認めるとき。

(利用権の譲渡等の禁止)

第6条 第4条の利用の許可を受けた者(以下「利用者」という。)は、その権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない。

(特別の設備の制限)

第7条 利用者は、施設を利用するに当たって、特別の設備をし、又は備付けの物品以外の物品を利用する場合は、あらかじめ町長の許可を受けなければならない。

(利用許可の取消し等)

第8条 町長は、利用者が次の各号のいずれかに該当するとき又は施設の管理上特に必要があるときは、当該許可に係る利用の条件を変更し、若しくは利用を停止し、又は当該許可を取り消すことができる。

(1) この条例又はこの条例に基づく規則の規定に違反したとき。

(2) 偽りその他不正な行為により利用の許可を受けたとき。

(3) 利用の許可の条件又は関係職員の指示に従わないとき。

2 前項の措置によって利用者に損害が生じることがあっても、町は、その責めを負わない。

(使用料)

第9条 利用者は、利用の許可を受けたときは、別表に定める使用料を納付しなければならない。

2 別表に定める使用料は、消費税及び地方消費税に相当する額を含むものとする。

(使用料の減免)

第10条 町長は、必要があると認めたときは、前条の使用料を減額し、又は免除することができる。

(使用料の不還付)

第11条 既納の使用料は、還付しない。ただし、町長が、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、その全部又は一部を還付することができる。

(1) 施設の管理上特に必要があるため、町長が利用の許可を取り消したとき。

(2) 利用者の責めに帰することができない理由により、施設等を利用することができないとき。

(原状回復の義務)

第12条 利用者は、施設等の利用が終わったときは、速やかに当該施設等を原状に回復し、又は搬入した物件を撤去しなければならない。第8条の規定により利用の停止又は許可の取消しの処分を受けたときも、同様とする。

2 利用者が前項の義務を履行しないときは、町長において原状に回復し、これに要した費用は、利用者の負担とする。

(損害賠償の義務)

第13条 利用者又は入場者が故意又は過失により施設等を損傷し、又は滅失したときは、利用者は、それによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、町長が特別の理由があると認めるときは、この限りでない。

(委任)

第14条 この条例の施行に関して必要な事項は、町長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、平成16年11月5日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の山村体験交流施設の設置及び管理条例(平成14年豊松村条例第32号)の規定によりなされた処分、手続きその他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成17年12月21日条例第33号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成19年3月8日条例第24号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成21年3月19日条例第27号)

この条例は、平成21年4月1日から施行する。

(平成25年12月20日条例第49号)

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

(令和元年6月20日条例第6号)

(施行期日)

1 この条例は、令和元年10月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例による改正後の神石高原町山村体験交流施設設置及び管理条例第9条の規定は、この条例の施行の日以降の利用に係る使用料について適用し、同日前の利用に係る使用料については、なお従前の例による。

別表(第9条関係)

施設使用料(4月~9月)

時間区分

名称

午前

午後

夜間

全日

8時30分~12時

13時~17時

17時~22時

8時30分~22時

入館料

1人310円

交流スペース

1,250円

1,250円

2,300円

4,810円

全施設

2,510円

2,510円

5,020円

10,050円

施設使用料(10月~3月)

時間区分

名称

午前

午後

夜間

全日

9時~12時

13時~17時

 

 

入館料

1人310円

交流スペース

1,250円

1,250円

 

 

全施設

2,510円

2,510円

 

 

備考

1 申込時間を超過又は繰上げ使用する場合は、当該利用時間1時間につき、規定使用料の1時間単位を徴収する。

神石高原町山村体験交流施設設置及び管理条例

平成16年11月5日 条例第166号

(令和元年10月1日施行)