メニューを閉じる

堂面洞窟遺跡

 堂面洞窟は,幅約100m,高さ約36mの石灰岩でなる大岩壁の西側に位置し,上洞と下洞から構成されています。多くの遺物が発見されたことから遺跡として守られ,過去には縄文土器,繊維土器など多くの遺物も出土しています。

詳細(1)

 豊松は,岡山県備中と境を接しています。吉備文化の影響を受け,さらには出雲文化の波を受けて,陰陽文化の接点にもなったようです。

 たとえば堂面洞窟の遺物の中には黒曜石の石鏃が発見されています。これは隠岐島に多量に産出されるこの石が出雲の地から伝わったのではないかと推測されています。
上へ戻る